天野博物館の図案集より拝借。2008年の干支(子)にちなんだ意匠。元はナスカの土器の紋様らしい。図案集から取ったので私はモノクロの意匠しか知らないが、本来の土器にはそれこそ色とりどりのネズミたちが鮮やかに描かれていたことだろう。オリジナルのまま。
発表時期 2007年12月
国 籍 ペルー
由 来 ナスカ
ナスカはBC 200~AD 600年ごろに、ペルー南部海岸の砂漠地帯(5 mmの雨が降れば豪雨扱い)で栄えた文化。地上絵が圧倒的に有名だが、土器や織物にも面白いものが多い。特に土器は、スリップ(泥醤)をかけた上に絵を付けて焼成する様式で、色彩豊かに不思議な図像で埋め尽くされた作品が目立つ。