ナスカの蛇

天野博物館の図案集より拝借。オリジナルのまま。ナスカの土器に描かれている図案らしい。突起のせいで友人には「ムカデ」と呼ばれるかわいそうな子……。いや突起とか棘とかではないのだ、思うにこれは「蛇様パワー」を視覚化したものなのだ! と、主張することにしている。他にもナスカの蛇の意匠には「ウナギでしょうどう見ても」というのがあったり、面白い。


発表時期 2012年12月

国  籍 ペルー

由  来 ナスカ

ナスカはBC 200~AD 600年ごろに、ペルー南部海岸の砂漠地帯(5 mmの雨が降れば豪雨扱い)で栄えた文化。地上絵が圧倒的に有名だが、土器や織物にも面白いものが多い。特に土器は、スリップ(泥醤)をかけた上に絵を付けて焼成する様式で、色彩豊かに不思議な図像で埋め尽くされた作品が目立つ。