パラカスのシャーマンたち


パルパで斜面に見られる地上絵で、「4人のシャーマン」と呼ばれているらしい。ナスカの前に栄えたパラカス文化のものと思われる。ちなみに4人いる地上絵のうち右側2人分はトレスしていない。上の図の一番右にいるニンゲンは、「4人のシャーマン」と同じ斜面だがかなり離れたところに描かれていたものだ。生贄かもしれない?


発表時期 2020年12月

国  籍 ペルー

由  来 パラカス 

ペルー南海岸のイカ川下流域からパラカス半島にかけて、紀元前800年(1400年とも)から前100年ごろに栄えた文化。灌漑など農耕技術の発展により作高が向上、アンデス高地とも交易を行った。そのため、海岸地帯ではあまり使われていなかった染色性の高い獣毛糸を利用するようになり、パラカスの織物は色彩に富んだものとなった。こうした染織の技巧やミイラ葬、地上絵などの文化的特徴は、その後のナスカ文化に引き継がれた。